展覧会概要
自らの手作業の痕跡である陶彫刻を被写体として撮影し、デジタル空間上でまったく別次元のものへ再構築を試みています。有機素材である土(立体)と無機質なピクセル(平面)の異なるメディウムを往還するプロセスの中で、”触覚をトリガーに身体化された記憶へと” もう一歩踏み入れることはできないだろうか?彫刻を起点に据えたうえで、デジタル写真による表現の可能性を提示したいと考えています。
会場音楽:郁川舞 (https://www.fumikawamai.com)
プロフィール
norimasa ejiri
自らの五感を開き、しかし一方では自らの知覚や思惑が及ばない外部を招き入れていくことにより現前する形を探求しています。 瞬間の中に生命を予感させるメディウムの選択として、現在は写真と土による塑造・焼成を往還しながら、身体化された記憶に接続しうるような作品制作を心がけています。
京都芸術大学大学院通信教育部 芸術研究科芸術専攻修士課程 写真・映像領域、在学中
活動歴
2021 | 京都グラフィー2021+ スペシャルプログラムS3「ジャパンフォトアワードエキシビジョン+イントゥイション」 INTUITION LABELの一員として作品展示(ホテルアンテルーム京都 / 京都) |
受賞
2020 | 「Mellow Art Award 2020」入賞 |
作品掲載
2021 | 『377,975km² vol.1』(INTUITION LABEL) |
『JAPAN PHOTO AWARD 2021 + INTUITION VOL.1』(JAPAN PHOTO AWARD) |
http://www.instagram.com/norimasaejiri
norimasa ejiri「手で見る、手で聴く ⇄ 目でさわる、耳でさわる」
2024年9月6日(金)~9月11日(水)
12:00〜19:00 ※最終日17:00まで