展覧会概要
スペクトラム・アナライザーとは、通信機器や無線機器において高周波の歪みやノイズを測定するための機械を表す名称である。
目の前の事象にシャッターを切るのも、日々浮かび上がる言葉を使って現実からの逸脱を求めることも、カメラという機械で・または自身という媒体を使って現実に潜むイメージを希求する行為のように思えた。
(まだ)不可視なものを、身体を使って計測する。
見えていなければ存在しないということではない。
プロフィール
田代つかさ / TASHIRO Tsukasa
1992年東京都出身
2015年東京工芸大学芸術学部写真学科卒業
写真を中心に短歌、映像を用いた作品を展覧会、ZINEなどで発表
グループ展
2012- 2019 | 新座総合技術高校OB・OG有志「のち展」(朝霞市産業文化センター / 埼玉) |
2018 | 「フォトふれNEXTPROJECT EXHIBITION 2018」(明治の家 / 北海道) |
2017 | 「食の当たり前を再考する」(Studio Cave / 東京) |
田代つかさ 個展「スペクトラム・アナライザー」
2022年12月16日(金)~21日(水)
12:00〜20:00 ※最終日17:00まで