展覧会概要
引用・コラボ・編集・キュレーションなど、情報とは常に何かを媒介することで、価値をもたらします。我々もその媒介のように、情報を格納する入れ物のように、新たな情報が出たり入ったりしながら何かを考えます。
この展覧会では、人の考え方・価値観を形成するルーツについて考察していきます。
今回展示される作品は、とても日常的でたんぱくな色合いではありますが、それにつく”バリ”のようなものに個性が伺うことができます。
プロフィール
わたなべとしふみ / WATANABE Toshihumi
1985年生まれ、東京を中心に個展、グループ展多数。
主に「日常」を主題として制作。作品により表現媒体は多岐にわたる。
近年は平面作品を中心に発表。
活動歴
2016 | CYCLE(NO.12 GALLERY) |
2015 | MODERATION(ドマトトコ) |
2011 | AIO 受賞(マネックス証券) |
プロフィール
Sari Doi
“ホーム”や”家族像”をテーマに制作する。
物理的なホーム(家)に限らず、他者が持つどこかセンチメンタルでノスタルジックな”ホーム”という感覚、それを共有することについて考えている。
2016年 東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻修了
プロフィール
安部治子
1988年横浜生まれ。
展覧会場で違和感のある現象や空間を作る。
ヤンキー・キャバ嬢・ヒエラルキー・階級社会・人と人間にある見えない力関係など、美術と無縁または美術の共通言語を持たないものが、作品を制作するなど、美術と関係ない物事や人を介在させていくことを行っている。
2016年 東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻修了
「プロトタイプ」
わたなべとしふみ|Sari Doi|安部治子
2017年11月30日(木)〜12月5日(火)
12:00~20:00 ※最終日~17:00まで