「JOURNEY」

2018年1月18日(木)〜23日(火)

展覧会概要

昔に比べ、現代ほど旅行がしやすい時代はありません。
自宅を離れてよその土地へ行くことで、様々な出会いがあります。
そこで再び今までの歩みを考え直しながら、
新たな出発へ。


プロフィール

肖晶婷 / ショウ ショウテイ

中国深セン出身。
2013年浙江大学工商管理学部を卒業。
2015年来日。

日中写真交流協会会員、理事。
中国深セン福田区文化芸術協会副理事。
日本写真芸術専門学校在学中。

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周りの人や景色やスナップなど日々身近な環境で写真を撮ることの楽しさを表現しています。写真を通して世界を感じたいため、 近年中国、日本、タイン、シンガポール、マレーシア、トルコ、カンボジアでプロの角度で撮影を行なっています。

本展覧会は、2017年にトルコとカンボジアのスナップショットを中心に作品を制作・発表をしています。外国人の視点で切り取った作品の中にそれぞれの世界観を感じていただければと思います、どうぞご高覧ください。


プロフィール

楊文君 / ヨウ ブンクン

中国安徽省出身、2013年来日。
2016年お茶の水女子大学大学院にて応用社会学の修士課程を卒業。
日中写真交流協会会員、理事。

日本写真芸術専門学校在学中。
日中社会の現状や人間の精神面を常に考えながら、積極的に写真活動を行っています。

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「PEOPLE BY THE SEA」
昨年2月の結婚で、主人のふるさとへ行った。小さな都市で生まれ育った私には、ここは面白くて魅力的なところである。言葉から食べ物の習慣まで、馴染みのあるものと全然違う。空気の中、海の匂いがして、だんだん慣れてきたが、最初吐き気がするくらい強い匂いだった。

中国浙江省温嶺市石塘鎮、古代的から現代的なお家が混じんた。現代の人から見ると、かなり古代的な漁村のイメージがする。キリスト教を主な信仰として、古くて大きな教堂があちらこちら立てられている。中国でも珍しい風景だ。経済面は比較的に豊かであり、海外へ移住する人も結構いる。但し、主人のような若者はだんだん村から離れ、都市へ稼げに行っている。これからどうなるだろう。

結婚式の後、全ての時間を撮影に使った。親切なおばあさんたちから、かわいい子ども、見たこともない漁師の仕事、綺麗な海と山まで、心に染みた感動を一枚一枚の写真に込めて撮影した。

今存在している全て、いつか消えるかもしれない。写真に収めた全ての瞬間は、まさに一番大切なものだ。


プロフィール

甘千玉 / カン チェンユー

台湾出身。
日本写真芸術専門学校在学中。

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「Memento 遺物」
このシリーズは、東京、広島、ロンドン、デンマーク、ノルウェー、アイスランド、アディンバラ、台湾で撮った。

私にとって旅の遺物だと思う。

旅行の記憶は個人的、バラバラの場面で、今回の展示でわざと構図、ピントが不完全な写真を選んだ。

ほとんど一人の旅で撮ったものだ。後ほど忘れがちな私にとって、写真はボタンのようなものだ。

そのボタンを押すたびに、その旅行記憶が出ています。


プロフィール

蒋翼鵬 / ショウ ヨクホウ

中国四川省出身。
2014年来日。
日本写真芸術専門学校在学中。

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中国の四川省からきた留学生です。日本に来る前は写真に興味はあったものですが、撮影に関する技術や経験は全くありませんでした。

初めて、東京という巨大な都市に直面したときは、未来に対する期待と色々なことについての不安が入り混じるような気持ちになりました。その時期から私はカメラを使って自分が感じている東京の面白さを記録し始めました。簡単な格好に相棒のコンテジ一台あればいざ出発します!

入学してから一年半以上経ちました。私は東京の沢山のエリアに訪れました。撮影を通じて、徐々にこの都市のことを知り、自分のことも知ります。なのに、出会いに行けば、そこにまだまだ知らない東京の私が見たことない一面が沢山存在します。外の世界の面白さはまるでマジックのようにわたしを引きつけて行きます。

時々刻々に変化は起こっています。未知と言う物が私を見つけに行くのを待っています。

それがスナップ写真の最大な魅力だと私は考えます。


「JOURNEY」
肖晶婷|楊文君|甘千玉|蒋翼鵬

2018年1月18日(木)〜23日(火)
12:00〜20:00 ※最終日17:00まで


【お問い合わせ】

〒161-0033
東京都新宿区下落合2-6-3 堀内会館1F
JR高田馬場駅徒歩7分(下落合二丁目歩道橋そば)
2-6-3, Shimoochiai, Shinjuku, Tokyo, 161-0033

TEL:03-5996-8350
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