目良 敦 写真展「目のまえのすべての過去は」

日々の写真は、過ぎ去った光景の記録にすぎない。
しかし、目を凝らし、耳をすませば、
もうひとつの言葉を語り始めるようにも思える。

長い時間も半ばを過ぎて、それでも日々に写真を残すこと。
それは、ありのままにすぎる日々に耳を傾け、
ささやかな日常の言葉を聞く、喜びかもしれない。