
展覧会概要
初の個展となる本展では、別々に撮影した2枚の写真を合成した写真作品を展示いたします。
手作業のデジタルコラージュによって制作された細密なイメージを通じて、時間に侵食された事物の姿と、そこに暮らしてきた人々の微かな気配とを浮かび上がらせることに取り組んでいます。
この機会にぜひご高覧ください。
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新興住宅地は清潔で均質な生活空間として生産され、販売される。しかし実際にはずっと均質なわけではなく、人々が暮らしはじめたその瞬間から、事物同士が結びつくことによって均質さは失われていく。事物は人知れず、結合を強めたり緩めたりしながら、目に見えない輝きをオーロラのように放ち、我々には知覚できないほどゆっくりと変化していく。そして変化の先にあるのは消滅であり、いま目の前に広がる家や花壇や公園の遊具は、消えていく過程のなかで静かに佇んでいる。
− 藤田紅於
プロフィール
藤田紅於 / FUJITA Kureo
三重県出身
東京藝術大学美術学部芸術学科 卒業
東京藝術大学先端芸術表現科大学院 修了
東京藝術大学先端芸術表現科博士後期課程 修了
2025年より郊外住宅地を被写体とした写真作品を発表。
グループ展
| 2025 | 「東京藝術大学大学院美術研究科 博士審査展2025」(東京藝術大学大学 / 東京) |
https://www.instagram.com/fujitakureo
藤田紅於 個展「緑、泉、丘、光」
2026年4月10日(金)~4月22日(水)
12:00〜19:00 ※木曜日休廊、最終日17:00まで

