
展覧会概要
本展覧会に並ぶ写真はすべてモノクロームのフィルムで撮影されています。
篠田が出展作の撮影に使用したそれは、親交のあった写真家の飯田鉄(1948-2023)より譲られたものでした。
被写体は主に二つのまとまりへと分けることができます。
ひとつは飯田が撮影地として愛着を持っていた場所の風景。
そして、飯田が自らの蔵書として集め、結果として篠田が譲り受けることになった書籍の姿です。
もしかしたらそれらの写真によって、言葉によるものとは異なるかたちで描き出されるのは、いまもまだ去ることのない写真家の、やわらかな後ろ姿なのかもしれません。
プロフィール
篠田 優 / SHINODA Yu
1986年長野県生まれ。
2021年に明治大学大学院建築・都市学専攻博士前期課程修了。
現在、明治大学理工学部建築学科助教。Alt_Medium共同主宰。
写真やヴィデオを主なメディウムとして使用し、「記録」の実践と再考をテーマとして制作をおこなっている。
それは、今まさに目の前から消えつつあるものに対する率直な応答であるとともに、そのような行為と不可分にある恣意性や限界、そしてそのことから陰画的に示されるはずの可能性を問うという、いわばポリフォニックな実践として遂行されている。
近年の個展に「Forest | Monument」(photographers’ gallery、2026年)「Voice(s)」(長野県立美術館、2025年)、など。
主な刊行物として『Fragments of the place 2017-2019』(喫水線、2024年)、『ひとりでいるときのあなたを見てみたい』(paper company、2021年)、『Medium』(塩竈フォトフェスティバル、2015年)などがある。
Website
そのほか
本展覧会の出品写真をふくむシリーズの全作品を収録した写真集『Garden』(Alt_Medium, 2026年)を会場およびオンラインにて販売いたします。こちらもあわせてご覧ください。
篠田 優 個展「Garden」
2026年9月18日(金)~9月30日(水)
12:00〜19:00 ※木曜日休廊、最終日17:00まで

