陳 櫻丹、楊旖婷 写真展「ごぼごぼ」

2021年7月22日(木)〜7月27日(火)


プロフィール

陳 櫻丹 / CHEN YINGDAN

1993 年、中国・雲南生まれ。
哈爾濱師範大学 卒業
東京総合写真専門学校 写真芸術第一学科 在学中

breath, as usual
コロナ禍において、この世のすべてが停滞になっていて、人々は日常生活を維持しようと努力している。
この苦しみの中に、普段だれも意識していない物である水や空気などが宝物になっているようだ。
この特殊な時期に、それらは生命をつなぐ重要な物質であると同時に、「自由」の代名詞になった。
生活リズムが徐々に正常に戻っている過程で、このような平凡に見えるものこそ、私たちが自我を取り戻す力になる事に気づくべきだ。


プロフィール

楊 旖婷 / YANG YITING

1992年中国・雲南生まれ
中国上海理工大学ドイツ語学科卒業
スイスCulinary ArtsAcademyペストリー学科卒業
東京綜合写真専門学校写真芸術第一学科在学中

泡を数える
鴨長明の『方丈記』により、人は川に流れている泡のようだと考えている。
当時、鴨長明はお寺にいて、日々死者を超然としていたため、災害下の悲惨な状態しか見えていなかったのだろうか。

今回展示する作品は2020年から撮影を始めました。被写体とは安全な距離を保ち、遠くから眺め、疫病が流行している間でも元気に生活している人々の姿を伝えたい。
マスクをして息苦しい生活をしている人たちは水の泡のように浮き上がり、泡が空気に触れて爆発するタイミング、つまり流行が終わりみんながマスクを外す時を待っている。かつて土田ヒロミが昭和の終わりに人たちを記録していたように、私は疫病が終わるのを待っている人たちを記録している。


「ごぼごぼ」
陳 櫻丹|楊旖婷

2021年7月22日(木)〜7月27日(火)
12:00〜20:00 ※最終日17:00まで


【お問い合わせ】

〒161-0033
東京都新宿区下落合2-6-3 堀内会館1F
JR高田馬場駅徒歩7分(下落合二丁目歩道橋そば)
2-6-3, Shimoochiai, Shinjuku, Tokyo, 161-0033

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