金子佳代個展「floaty」

2021年8月26日(木)〜31日(火)

展覧会概要


これらのモチーフをわたしは探さなかった、向こうから、ぽっと現れてきたものだった。
なんでもいいようで、でも、なんでもいいわけではまったくなかった。


57作品のドローイング「floaty」。
このシリーズを収録した作品集を制作しました。


目の前にある制作途中のものをよく見ていると、次の展開をひらめく。

ひらめきに翻弄されてあれこれした末、何もなくなってしまった大きな馬の絵があった。
その馬の首だけは、隣で描いていた人魚の絵に移植されて、残った。
ゆくゆく人魚の首にするために、馬の絵を描いたのではなかった。
なかったけれども、なってみれば、そのようにするために描いたように見えた。

制作をしているとき、気まぐれな風に飛ばされるビニール袋のように、軽く、遠く、わけなどわからない方まで飛んでいきたいと願っている。
たとえ着地した場所から振り返れば、その軌跡は必然だったとしても。


ドローイングを切り抜き、立体的なコラージュにした作品などを展示します。


プロフィール

金子佳代 / KANEKO Kayo

2001年 多摩美術大学立体デザイン科ガラス科卒業。


個展

2021「金子佳代 個展」(homspun shop / 東京)
2020「collage some」(Alt_Medium / 東京)
「Shell & Without shell」(stripe room / 東京)
2019「Paper Works」(Alt_Medium / 東京)

instagram

https://www.instagram.com/kayodory/

Website

httphttp://www.osumi.org/kayo/


その他

この度開催される展覧会では金子佳代の初作品集『floaty』も販売。
この機会にぜひお手に取ってご覧ください。

httphttps://signandroom.stores.jp/items/6125c24b7acd1645556c0836

image

「floaty」
これらのモチーフをわたしは探さなかった、向こうから、ぽっと現れてきたものだった。

なんでもいいようで、でも、なんでもいいわけではまったくなかった。

− 金子佳代


金子佳代 個展「floaty」

2021年8月26日(木)〜31日(火)
12:00〜20:00 ※最終日17:00まで


【お問い合わせ】

〒161-0033
東京都新宿区下落合2-6-3 堀内会館1F
JR高田馬場駅徒歩7分(下落合二丁目歩道橋そば)
2-6-3, Shimoochiai, Shinjuku, Tokyo, 161-0033

TEL:03-5996-8350
MAIL:inquiry@altmedium.jp