展覧会概要
物質同士の交わりによって起きる現象は、周縁的な日々の些細な出来事と世界の中心で起こっている大きな出来事が常に繋がりを持って動いていることを意識させる。 小さな穴のトンネルの先にあるのは、大きくて自分一人では受け止めきれない無数の現象である。 写すという行為を通してイメージを物質化することで複雑な時間の痕跡を辿りながら、捉えきることのできない無数の現象から一つの集積物のようなものを作った。
プロフィール
鳴輪紗也加 / NARUWA Sayaka
1995 広島県生まれ
2021 女子美術大学大学院 美術専攻 版画研究領域 修了
個展
2021 | 「There is no there there. 」(gallery TOWED 2F / 東京) 〔グループ展〕 |
2022 | 「めくられるページ、横切るハト。」(KOGANEI ART SPOT シャトー2F / 東京) |
2020 | 「版画キメラ観察会」(女子美術大学相模原キャンパス SWITCH Labo / 神奈川) |
2019 | 「DIVERSITY IN LIFE 多文化交流〜制作の現場から」(アートラボはしもと / 神奈川) |
2017 | 「第61回CWAJ現代版画展」(代官山ヒルサイトフォーラム / 東京) 「第16回南島原市セミナリヲ現代版画展」(南島原市ありえコレジヲホール / 長崎) |
website
鳴輪紗也加 個展 「周縁の集積物」
2023年9月1日(金)~6日(水)
12:00〜19:00 ※最終日17:00まで