2023年9月27日

金子佳代 個展「A VIEW BEYOND」

展覧会概要 生い立ちを知らない絵を引き取り、手を加えた。 絵を木に例えるならば 剪定程度から、大掛かりな伐採、接木、植え替え 種をもらって別の鉢で新たに育てるなど あの手この手を施して、その絵の先を見ようとした。 絵具がひび割れ始めた古い絵も、新鮮な空気と水を吸うと 思わぬ方へ伸びていった。
2022年3月9日

ムラタナナ個展「ROUNDUP」

展覧会概要 修士課程修了作品展として人生初の個展を行います。“ROUNDUP”は英語でまとめという意味です。大学4年生から大学院2年通い、卒業するまでの制作まとめとしての展示です。作品も全てその期間に作られたものです。シルクスクリーンやリソグラフなどで制作をしながら”唯一性”とはなにか、考えながら自分らしく制作しました。
2020年11月10日

田川基成写真展「Vernacular Churches」

展覧会概要 長崎県の離島出身の写真家・田川基成は、自身のルーツや様々な土地で暮らしてきた経験から、移民と文化、風景と記憶などをテーマに作品を撮ってきました。 田川は2016年頃から、自身の故郷に目を向けはじめます。そして、約600もある島々の間を幾度にもわたって旅し、この海域をフィルムに写してきました。その対象は、風景から人物まで多岐に渡っています。 本展ではその「見果てぬ海」シリーズの中から、とくに長崎県の離島に多い「土着のキリスト教会」のありようを捉えた作品群を展示します。 === 長崎県の離島には約70のカトリック教会が存在します。その多くが、瓦や木材などを使った土地固有の建築様式で造られた教会です。古いものでは100年以上前に建てられ、地域の信徒によって代々守られてきました。 16世紀、この海域にポルトガル船が初めて来航すると、宣教師による布教が行われ、各地にキリスト教徒が増えていきました。江戸時代の禁教政策によって信徒の数は減りましたが、中には潜伏キリシタンとして隠れ、あるいは海を渡って弾圧を逃れ、信仰を後世に伝えた人々がいました。 それから250年以上が経った明治初頭。禁教 […]
2017年12月18日

Sablo Mikawa solo exhibition「Hard liner」

展覧会概要 70〜80年代の学生たちのファッション(変形学生服)、思想をモデルに、硬派と青春という2つのテーマを念頭に描かれた、サブロミカワの新シリーズ「ハードライナー」。 今回の個展は、これらの作品を中心にこれまでのサブロが制作してきたブラックミュージックを題材にした作品や、オリジナル人種「ヤバニーズ」のポートレート作品の展示を行います。 また個展開催に伴い、ロングTシャツ、iPhoneケース、スケートボードデッキ等のグッズ販売も行います。