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2022年12月14日

鈴木瑛大 写真展「川を編む」

展覧会概要 雨が降る。悲しみの雨なんて、誰かが決めつけるのだろう。雨が川に落ちた時、水滴は川を潜る。光は水面を擦る。生きるという行為は、海を求めて流れる川そのものだった。まだ流れ着くことを知らない、雨の次の日。私はただひたすら喪失でも再生でもない何かで、川を編む。