2026年8月26日
本展覧会に並ぶ写真はすべてモノクロームのフィルムで撮影されています。篠田が出展作の撮影に使用したそれは、親交のあった写真家の飯田鉄(1948-2023)より譲られたものでした。被写体は主に二つのまとまりへと分けることができます。ひとつは飯田が撮影地として愛着を持っていた場所の風景。そして、飯田が自らの蔵書として集め、結果として篠田が譲り受けることになった書籍の姿です。
もしかしたらそれらの写真によって、言葉によるものとは異なるかたちで描き出されるのは、いまもまだ去ることのない写真家の、やわらかな後ろ姿なのかもしれません。














