2021年9月14日
2021年9月14日
展覧会概要 うつくしさは粒のかたち。どぶの奥底に埋められている。泳げない人が水泳の時間にするのは、ゴム製の宝石を集めること。少女は毎晩悪夢を見る。夢の中で彼女は埃になる。ある朝目覚めると背中に羽が生えていた。エメラルド色の大きな羽。歩くと羽が壁にぶつかるけれど、怪我はしないし痛みもない。鼻を近づけると黒糖のにおい。今日からこいつと一緒に生きる。羽をたっぷり揺らせる広いお家に住もう。畳に落ちたりんぷん。すだれの隙間から差す光の粒。
2021年8月31日
展覧会概要 *これらのモチーフをわたしは探さなかった、向こうから、ぽっと現れてきたものだった。なんでもいいようで、でも、なんでもいいわけではまったくなかった。・・57作品のドローイング「floaty」。このシリーズを収録した作品集を制作しました。 *目の前にある制作途中のものをよく見ていると、次の展開をひらめく。 ひらめきに翻弄されてあれこれした末、何もなくなってしまった大きな馬の絵があった。その馬の首だけは、隣で描いていた人魚の絵に移植されて、残った。ゆくゆく人魚の首にするために、馬の絵を描いたのではなかった。なかったけれども、なってみれば、そのようにするために描いたように見えた。 制作をしているとき、気まぐれな風に飛ばされるビニール袋のように、軽く、遠く、わけなどわからない方まで飛んでいきたいと願っている。たとえ着地した場所から振り返れば、その軌跡は必然だったとしても。・・ドローイングを切り抜き、立体的なコラージュにした作品などを展示します。 *
2021年6月13日
展覧会概要 レストランに、両親と来ていた子が、ご飯を食べ終わり、暇な時、水とガムシロップで 遊びはじめました。夏の中、その場所を見ると別の時間が流れているようで、絵に描き ました。今回は、自分が展示会場へ行けないことをきっかけに、展示場所の設置・撮影を写真家 の仁科さんに、撮影を幡野さんに依頼し、撮影のみ行いました。氷は中央冷凍産 伊藤さんへ編んだ毛糸をお送りし、制作していただきました。ギャラリー内で、氷を薄くカットしていただきました。額縁は作家の林友子さんに折り紙の銀色みたいにぴかぴか作っていただきました。
2020年12月8日
2020年10月27日
展覧会概要 空の旅の思い出 羽田空港のJAL工場見学〜 SKY MUSEUMでは、1970年代から現在までの日本航空の歴代制服が展示されている。展示ケース内の制服は、各時代の流行のスタイルを反映しており、時代の古いものは特に非実用的だ。制服を着たマネキンはみな解剖学的に不自然だ――ありえないほど細身で、手足は異常に長く、頭部は卵型をしている。マネキンのポーズはどれも似かよっているが、手足が変な角度に曲げられているものもあり、全く同じではない。黒のパンプスを履いているマネキンもあるが、大半が裸足で、展示方法のちぐはぐさも目立つ。特に、最近注目されている日本企業のヒール靴着用規定やそれに反対する#kutoo運動を踏まえると、マネキンが靴を履いていないことに驚いた。今年4月、日本航空は新制服を導入し、女性従業員に対するヒールの着用規定を廃止した。5月にはANAが日本航空に続いて同様の変更を行った。 これらの一連の出来事は、羽田空港の東西滑走路発着の新しい飛行ルートの開設と重なった。新規路線開設・増便は、2020年に東京での開催が予定されていた夏季オリンピックによる観光客の増加を見越したものだ […]
2020年9月22日
展覧会概要 金子佳代は東京を中心に制作と発表を継続している画家・作家です。近年ではその作品が書籍の装丁に用いられるなど活動の幅を広げ、更に去る2020年8月には東京・渋谷homspun 横stripe roomで個展「Shell & Without shell」を開催し精力的に作品を発表しています。 Alt_Mediumでは二回目の個展となる本展覧会「collage some」では、トレーシングペーパーにドローイングを貼り加工した後、その作品に潜んでいるストーリーを考えて描いたシリーズ作品「paleorange storys」や、青と黄色の小さなトレーシングペーパーを市松模様のようにコラージュした「Patchworking」、古い紙を黄色く塗って描いた「Yellows」などで、会場を構成します。イメージを一枚の紙上で、もしくはイメージの描かれた紙同士を、実際につぎはぎした作品群に潜む金子の世界をこの機会にぜひご覧ください。
2020年9月1日
展覧会概要 イラストレーター / クリエイター鈴木康士の新作イラストを中心とした7年ぶりの創作個展。小さめのアナログ作品や気持ち大きめな出力作品など。販売も予定しています。あえてテーマもタイミングもなく場当たり的な創作を悩んで楽しむ個人企画です。
2020年6月30日
展覧会概要 qpは2000年代中盤より活動を始め、初期はイラストレーションと美術の世界を並行して作品発表を行ってきたが、現在はおもに画家として制作を行っている。 去年、7年ぶりに開催した個展「セルヴェ」(パープルームギャラリー)では、デジタル移行前のアニメのセル画にヒントを得た手法を用い、アール・ヌーヴォーの曲線感覚ときらめく玉を融合させた作品を発表した。 今回発表する作品は、セル画の手法を一旦保留し、また新たな手法が模索されている。制作された作品は大きく2種類に分けられ、ひとつは自然に委ねて作られた造形が画面を埋める装飾性の強いシリーズ、もうひとつは雲と太陽の関係を描いたシリーズである。 前者は、溶かした水彩絵の具を紙の端から流し込み、そこに生まれた余白に着色するという独特の手法で、意図しない形に意図した色を塗ることで作品化している。この手法は、二重に流し込むことでさらに細かな余白を作る方法へと発展させているが、そこから生み出される図像は、単なる模様というよりもときに何らかの意味も感じさせる。 後者の雲と太陽の関係を描いたシリーズは、前者から派生して生まれた作品群である。同じように完 […]
2020年1月21日
2019年12月3日
展覧会概要 イラストレーター 九島 優とグラフィックデザイナー 鈴木 椋史によるクリエイティブプロジェクト「RHESS」の展覧会「QWERTY」を開催します。 ともに東北芸術工科大学出身で、九島は日本画コースを卒業後、個展や作品提供といった作家活動を、鈴木はプロダクトデザイン学科を卒業後に広告代理店のグラフィックデザイナーとして経験を重ねてきました。 2015年より共同制作を開始。同年12月に東京渋谷でオールナイトの展示/音楽イベント「QWERTY TOKYO」を開催。2019年からは活動名を「RHESS」と題し、写真とイラストレーションをリンクさせた初作品集「RHESS ARTBOOK」を上梓。その後も楽曲制作とアートピースを掛け合わせたカセットテープ作品「ASTRA」をリリースし、COMITIAなどのイベントで発表してきました。 本展では二者の新規作品を含めた、「RHESS」としての一年の活動を原画や大判出力で振り返ります。
2019年11月19日
展覧会概要 この作品は、大学生活での自分の原点の成長を描いており、私自身の感情と絵の中の主人公の感情がリンクしたような作品となっております。主人公が世界をめぐりどのような成長を見せていくのか彼とともに旅をして普段表に出ないような私の感情を感じてもらえたらうれしいです。
2019年9月24日
2019年9月17日
展覧会概要 人間の肉体美、特に女性の身体の美しさに強い興味と魅力を感じるという森瀬は、2017年から「えっちすぎる…」をコピーとし、決してエロ(海外表現でいうHENTAI)とはならないよう、繊細なニュアンスで女性のもちもちとした柔らかさや表情を性的に描きだす。 また、彼女が肉体に対面した時に感じる「心地よさ」は、制作に対しての一貫するテーマとなっている。色の組み合わせによる心地よさ、曲線の心地よさ、そして描く際の摩擦による心地よさ。純度を落とすことなく出力された作品に我々が対面した時、彼女が感じ取った心地よさを体験できる。 本展は彼女の初の個展となり、支持体をキャンバスとした作品やデジタル作品、また新たな描写表現へ挑戦した作品などが展示され、彼女の描くことへの追求を一挙に巡ることができる。また今まで公開していなかった制作ノートや30点以上のドローイングも展示される。
2019年9月10日
展覧会概要 私たちがみたもの、みたいと願ったもの。または名前の無い感覚を表現するような行為。一人描き続けて、そうして作品に落とし込んだ存在を、私たちは”けしき”と名付けました。 かつて同じ場所で学んでいた二人による、初めての合同展示です。描きたいものも違う、価値観も違う、大切なものも違う、共通点はずっと絵を描いてることだけ。そんな私たちのけしきを、少しでも楽しんでいただけますと幸いです。