archive

2019年12月3日

RHESS EXHIBITION「QWERTY」

展覧会概要 イラストレーター 九島 優とグラフィックデザイナー 鈴木 椋史によるクリエイティブプロジェクト「RHESS」の展覧会「QWERTY」を開催します。 ともに東北芸術工科大学出身で、九島は日本画コースを卒業後、個展や作品提供といった作家活動を、鈴木はプロダクトデザイン学科を卒業後に広告代理店のグラフィックデザイナーとして経験を重ねてきました。 2015年より共同制作を開始。同年12月に東京渋谷でオールナイトの展示/音楽イベント「QWERTY TOKYO」を開催。2019年からは活動名を「RHESS」と題し、写真とイラストレーションをリンクさせた初作品集「RHESS ARTBOOK」を上梓。その後も楽曲制作とアートピースを掛け合わせたカセットテープ作品「ASTRA」をリリースし、COMITIAなどのイベントで発表してきました。 本展では二者の新規作品を含めた、「RHESS」としての一年の活動を原画や大判出力で振り返ります。
2019年11月19日

保田虎之介個展「ORIGIN」

展覧会概要 この作品は、大学生活での自分の原点の成長を描いており、私自身の感情と絵の中の主人公の感情がリンクしたような作品となっております。主人公が世界をめぐりどのような成長を見せていくのか彼とともに旅をして普段表に出ないような私の感情を感じてもらえたらうれしいです。
2019年9月17日

森瀬個展「えっちすぎる…展」

展覧会概要 人間の肉体美、特に女性の身体の美しさに強い興味と魅力を感じるという森瀬は、2017年から「えっちすぎる…」をコピーとし、決してエロ(海外表現でいうHENTAI)とはならないよう、繊細なニュアンスで女性のもちもちとした柔らかさや表情を性的に描きだす。 また、彼女が肉体に対面した時に感じる「心地よさ」は、制作に対しての一貫するテーマとなっている。色の組み合わせによる心地よさ、曲線の心地よさ、そして描く際の摩擦による心地よさ。純度を落とすことなく出力された作品に我々が対面した時、彼女が感じ取った心地よさを体験できる。 本展は彼女の初の個展となり、支持体をキャンバスとした作品やデジタル作品、また新たな描写表現へ挑戦した作品などが展示され、彼女の描くことへの追求を一挙に巡ることができる。また今まで公開していなかった制作ノートや30点以上のドローイングも展示される。
2019年9月10日

吉本麻美 / 蓮一昭「-けしき-」

展覧会概要 私たちがみたもの、みたいと願ったもの。または名前の無い感覚を表現するような行為。一人描き続けて、そうして作品に落とし込んだ存在を、私たちは”けしき”と名付けました。 かつて同じ場所で学んでいた二人による、初めての合同展示です。描きたいものも違う、価値観も違う、大切なものも違う、共通点はずっと絵を描いてることだけ。そんな私たちのけしきを、少しでも楽しんでいただけますと幸いです。
2019年9月3日

「午睡花展」

展覧会概要 みなさんは、花が身近にある生活をしていますか?何もかもダメだった時、部屋に花を1輪飾るだけできもちがスッと落ち着き、周りがパッと明るくなりました。そんな花をもっと近く感じることはできないものか、とおもったのが始まりでした。この展示では、メンバーがそれぞれのやり方で「花との生活」を表現しています。 午睡=お昼寝 穏やかで明るい展示空間をゆったりとお楽しみください。夏の終わりに、待っています。 === わたしたち→多摩美術大学3年生 グラフィックデザイン学科・プロダクトデザイン学科・工芸学科ガラス専攻・日本画科の4名です。
2019年8月6日

片山高志個展「距離と点景」

展覧会概要 片山高志による本展覧会「距離と点景」は2017年の「EMPTY EMPIRE」以来、Alt_Mediumでは2回目の個展となります。  片山はこれまで顔を別のものにすり替えた群衆や、突然切り離され、浮かび上がるように現れる風景など様々なものを描き、常に鑑賞者に対し描かれる余地や、描かれなかった可能性を絵画によって指し示してきました。  近年、白・黒、その他単色の上に写実的に描かれた空想の景色を描いていた片山が、新作では鮮やかな色彩が用いられているほか、その画面全体に散らされた様々な色の点や、流れ込んだ色は、片山の絵画における新たな局面を示しています。  常にその様相を変化させながら、絵画を問い続ける片山高志の現在をぜひご覧ください。 === 模型の表象—距離と点景展によせて 強固なスタイルを構築したかと思えば、次に現れるときには、すでに新たな意匠を編み出している。語ろうとする言葉の手をすり抜けるように、片山高志は制作を続ける。  いま、片山の絵画には軽やかな色彩が導入されている。これまで片山の絵画が色彩を排してきたわけではない。しかし、現在の作品群に至るまでのそれは、重く画 […]
2019年5月7日

横村葵 絵画展「My Composition」

展覧会概要 モチーフのない、色と構図のみによる抽象画になります。 展示する作品は、私が働きながら隙間の時間で描いてきた絵でして、壁にかけて、起きた時や眠る前、眺め一緒に生活しながら色を塗ってきました。 絵は普段自分のために描いていたのですが、これからはみなさまと共有できれば幸いです。 絵の具の色味、きれいです。ぜひ遊びに来てください。
2019年4月2日

華涙(haru)個展「夢寐」

展覧会概要 「夢寐」それは寝ている間に夢をみること。人はなぜ夢を見るのか。睡眠と夢というのは密接に関係していて、眠っている間に情報を整理したり記憶を定着させたりしている。 夢はその記憶の集まりから映し出されたもので、その時の心理状態などが関係しているとも言われている。 普段は気にも留めないようなことでも改めて夢に出てくると妙に気になったり、何かのメッセージなんじゃないかなんて思ったりすることがある。そんな通りすぎた日常に転がっている些細なこと、でも潜在意識にすり込まれていることをテーマにした展示です。 ギャラリー内を夢の中とし、インスタレーションで表現します。自分自身の記憶に寄り添いながら観ていただけたら嬉しいです。
2019年1月29日

「Change」

展覧会概要 change【自動】変わる、変化する、変遷する【他動】1. ~を変える、~を変更する、~を変換する2. 〔物を〕取り換える、交換する 笹久保、高橋、仲、この3人で展覧会を開催するに当たり、3人とも絵画という媒体から、各々の技法を用いて表現を模索している。笹久保はシルクスクリーンによる何層にも渡るイメージの密度を構築しており、高橋は画像の上に絵の具や線を重ね、最終的に写真出力し空間の密度の均一化を狙い、仲は絵の具の表現による図像と絵画の密度の違いを模索し、既成の図像を絵画に置き換えている。3人とも制作の中で、画像やイメージのもつ密度を、絵画に変換することが共通軸となっています。共通の画像を元に制作し、三者三様の表現の違いからどのような密度の違いが認識できるのか、さらに各々の表現を模索するため今回企画しました。画像の風景は、意味深な画像ではなく、認識しやすい風景画像を選びました。
2018年12月18日

「Space of Next」

展覧会概要 今回の展示では、3次元空間をより2次元に表現することを主とする展示である。個人の空間をテーマとしたタイトルである「Space of Next」。二次元の平面絵画から生み出される「新たな場」のことで、色、形、線が作用しあった画面はそれぞれが重なり、層が出来た時、その「空間」と「場」を生む。個人の「空間」を見て頂きたい。 企画:あけながすばる 〔参加作家〕あけながすばる|伊藤あゆみ|竹澤舞海|加藤舞|奥谷風香|