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2018年2月6日

「観察と考察II」

展覧会概要 観察と考察は「写真による思考」をテーマとしたグループ展示であり、本展で2回目の開催となります。 李は身のまわりに溢れた日常的な記憶を通してイメージの根源を探る試みを、五味は写真を媒介とした風景の成り立ちから個人の関係を捉えようとします。 また横張は湿板写真により写真と土地の成り立ちを眼差し、星野は日常に垣間見える光から「あちら側」を切り取ります。 それぞれの方向から、世界との接地点をなぞるように、まなざし、まなざされた光景をぜひご高覧ください。
2018年1月16日

イケダサトル写真展「no where / now here」

展覧会概要 家族とその日常をフィルムで撮っています。自身は写っていなくても、全ての写真はセルフポートレートです。 探し求めていた幸せは、どこにもなくて、今、ここにある。 みんな孤独で、みんな繋がっている。
2017年12月5日

「プロトタイプ」

展覧会概要 引用・コラボ・編集・キュレーションなど、情報とは常に何かを媒介することで、価値をもたらします。我々もその媒介のように、情報を格納する入れ物のように、新たな情報が出たり入ったりしながら何かを考えます。 この展覧会では、人の考え方・価値観を形成するルーツについて考察していきます。 今回展示される作品は、とても日常的でたんぱくな色合いではありますが、それにつく”バリ”のようなものに個性が伺うことができます。
2017年11月28日

group exhibition 「hamadayama tune 2017」

展覧会概要 print orientedプリントから妙なる調べが感じられる。思考、概念、直感、感傷あるいは心的な過程、これらをかたちとして表出する。tune -内藤明 === 本展は内藤明(写真家/東京工芸大学名誉教授)と内藤が教鞭を執った東京工芸大学写真学科の卒業生によるグループ展です。 写真は視覚的な情報として、何かを感じ、思考し、コミュニケーションすることを可能にするメディアです。そのとき、見るものの視覚にはたらきかける写真の描写とそれを作り出すプリントという媒体(Medium)の存在は極めて重要な要素となります。本展ではprint oriented(プリント指向)をキーワードに、出展者各自がプリントでの表現や描写を考え、制作を行いました。どうぞご高覧くださいますようお願い申し上げます。 hamadayama tune 2017 出展者一同
2017年10月31日

東京工芸大学写真学科視覚コミュニケーション研究室「ひとり旅」

展覧会概要 「ひとり旅」は東京工芸大学 写真学科 小林紀晴率いる視覚コミュニケーション研究室のゼミ生12人と先生1人による展示です。4年生であるゼミ生にとっては、今年が最後の夏休み、1人1人が何かを求めてひとり旅に出ました。普段生活している世界から1人離れ、目にしたもの、得たもの感じたものを展示しています。 どうぞご覧ください。 ※展覧会冊子を無料配布します。(先着順) どうぞご覧ください。
2017年10月24日

「Assembling Infinity_03」

展覧会概要 statement of Assembling Infinity 「Assembling Infinity」は一つの試みでもあります。それぞれの作家の個性(境界)がAlt_Mediumという場を媒介(Medium)として触れ合い、そこに何かの変化をもたらすことへの密やかな実験です。ある意味で偶然に出会った作品同士によって、予期できない場や空気が現れることを期待しています。 −Alt_Medium
2017年10月17日

瀬戸健太個展「東京にいます。」

展覧会概要 夜の東京をあてもなく彷徨いながら写真を撮るのが好きだ ただ撮るという行為が好きだ何かを伝えたい訳でも表現したい訳でもないただ撮るという行為が好きなのだそう思っていた しかしそうして撮った写真を後に見ていると無作為に撮っていたつもりでいてもそこには何か統一性の様なものがあり、ただ撮るという行為の中で自分は無意識に何かを表現したいのではないかと感じた それは夜の街並みなのか、そこにいる人々なのか、それとももっと違った他の何かなのか それが一体何なのか自分はまだ見つけられずにいる
2017年10月3日

桑沢デザイン研究所羽金ゼミ写真展「感情 / 温度」

展覧会概要 この度桑沢デザイン研究所羽金知美ゼミによるグループ展「感情 / 温度」を開催します。今回のタイトルになっている 感情 / 温度 は、どちらの言葉も人の気持ちの浮き沈みを表すために使用される言葉です。写真を撮っていくことで、その目に見えない”浮き沈み”を可視化することはできないだろうか? 10名それぞれが捉えた「感情 / 温度」をこの機会に是非ご覧ください。
2017年9月24日

「KURODA MISATO SHOP」

展覧会概要 この度 Alt_Mediumではご購入いただいたクロダミサトの作品を、その場でお持ち帰り頂けるSHOP 形式の展覧会と、クロダミサトが毎日撮影し後日プリントかデータをお送りする写真館イベントを開催いたします。 展示作品は会期中随時入れ替わりますので、見逃してきたクロダミサトの作品を改めてご覧いただけます。 この機会にどうぞご覧ください。 Alt_Medium
2017年9月14日

中村悠希写真展「入水前夜」

展覧会概要 私は写真に、自らのリアリティの獲得を希求します。 日々、膨大な映像の享受によって、希釈された肉体。この肉体にとってのリアルとは、一体何なのか。それは、何のエピソードも持たない、ただ光と影から成っている男と女であるように思います。 視覚も、触覚さえも光のように擦過していく。その感覚に、リアリティが在ると感じています。
2017年9月5日

榎本聖美 衣装・写真展「Touch」

展覧会概要 自身初となる個展で、衣装と写真の展示を行います。植物で染色した布を使用し製作した衣装。自然の中で踊り、写真に収めることで動きが見えてくるのです。自然に触れ、身体に触れ、踊る。
2017年7月11日

倉谷卓個展【後期】「雪の白さに目が眩んで」

展覧会概要 【後期】「雪の白さに目が眩んで」 倉谷卓 (KURAYA Takashi) は塩竈フォトフェスティバルのグランプリ受賞やTOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD での審査員賞受賞などで注目される気鋭の若手作家です。 Alt_Medium にて今回展示される倉谷の二つの新作は、どちらも携帯電話に備わったカメラ機能によって撮られた写真をベースとしています。自らが撮影者ではない写真を扱うその手つきはユーモアでありながらも、鋭い批判性を含んでいます。どちらの作品も現在の私たちにとって身近な存在である携帯電話(スマートフォン)やアプリケーション /SNS というツールを用いて、私たちにとって最も見慣れた(と思いこんでいる)自身の姿を、被写体としています。しかしその表現は、日常における私たちの写真への関わりの中に隠された、ある種の暴力性を浮 かび上がらせるものでもあります。 そこには、ごく身近であるが故に意識し難くも、私たちの現在の生に繋がる多くの問いを見出すことが可能でしょう。 この機会にぜひともご覧ください。 === 倉谷卓個展「Your Camera is My C […]